友達の影響力

【子育ての哲学】

友人が「第二の自分」になる！心して「善き友」を選ぶ大切さ

子育てをしていると、思春期を迎える子どもの友達付き合いについて、気になることが増えてきますよね。私たちは、普段意識していませんが、友人が持つ影響力は、自分を変えてしまうほど強いものがあります。

だからこそ、誰と時間を過ごすか、「心して選ぶ必要がある」と強く感じています。

友人は「第二の自分」になる

「付き合う相手は『第二の自分』と言われるほど」という言葉があるように、人は共に過ごす環境から、無意識のうちに多くのものを取り込んでいます。

これは、夫婦でも同じですよね。長く一緒に過ごすと、最初は違和感があった相手の習慣や考え方も、次第に違和感がなくなり、当たり前になっていきます。そして、気づかないうちに、自分も同じような行動や思考パターンを持つようになっている…というのは、よくあることです。

人は、自分を取り巻くエネルギーに深く影響される生き物なのです。

周りの環境を客観的に見つめる

だからこそ、今いる環境を、一度客観的に見つめてみましょう。

• 善き人からは、感謝や前向きな善きエネルギーがもらえます。
• 悪しき人からは、不平不満や否定的な悪しきエネルギーをもらい、心を蝕まれてしまいます。

そして、そのネガティブなエネルギーは、人を害し、自分自身を傷つけ、最終的に自分のしたことで苦しむ…という結果を引き起こしてしまいます。

善き友を選び、そして「選ばれる人」へ

だからこそ、子どもたちには心から、善き友を選んでほしいと願っています。

そして、もし周りに善き友がいないと感じる時は、無理に輪に入ろうとせず、一人の時間を楽しみ、自分を磨く時間にしてほしいのです。その間に、自分自身が**「善意の輪」**の中で過ごすことを選び、ポジティブなエネルギーを放つ人になる。

私が子育てで最も心がけているのは、「善き友として、選ばれる人」に育てることです。

状況の背景を説明しながら、「人の為になることが、巡り巡って自分を幸せにする」ということを、想像できる子に育てる。

そうして、自分に巡ってくる幸せを感じられる子になる♡ そんな子どもの姿を見ることが、親としての最大の喜びです。