障害児の長男(小学校②)
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Contents
🎙️ 「楽しかったよ」の裏側
ボイスレコーダーが暴いた壮絶な日々 💔
想像を絶する現実。一日中、響き渡る怒声
前回の記事で、心配になった主人が息子にボイスレコーダーを持たせ、私はその音声を一言一句、ノートに書き起こし始めたことをお話ししました。
そして、そこから見えてきた息子の小学校での日々は、私たちの想像を遥かに絶するものでした。
息子が送っていた日常は、こうでした。
- 支援学級の教室で怒鳴られる。
- そのことを知らない学級の担任の先生にも、教室で怒鳴られる。
- 挙句の果てには、隣の支援の先生にまで廊下で怒鳴られる。
彼は一日中、怒鳴られ続けるという環境にいました。それなのに、毎日帰宅すると「楽しかったよ」と笑顔で答えるのです。ボイスレコーダーの音声を聴き、その言葉の裏側にある息子の痛みを思うと、私の胸は張り裂けそうになりました。
💰 封筒事件:一人の先生が放ったあまりに重い言葉
特に、ある日の出来事は、私にとって決定的な衝撃となりました。
それは、集金のお金に関わる出来事でした。
家で手紙を出すのを忘れ、2、3日経ってしまった集金袋を、学級の担任から「必ず明日持ってくるように」ときつく言われ、翌日息子は持って行きました。
1時間目の授業が支援学級だったので、朝の会で出せなかったその封筒を、息子はまず支援の先生に渡しました。
その先生は、自分の授業の用意と、受け取った封筒を支援の教室に置きっぱなしにし、少しその場を離れました。
息子は待っている間、「そういえば、担任の先生から『明日必ず』とあんなに言われたから、担任の先生に渡さないとまた怒られる」と思ったのでしょう。一度渡した目の前の封筒を持って、職員室の担任の先生のところへ行ったのです。
その間に戻ってきた支援の先生は、お金の入った封筒がないことに気づき、どれほど慌てふためいたことでしょう。おそらく、職員室で事情を知り、1時間目の授業で息子と二人きりになった際、激怒してしまったのです。
支援の先生は、小学校によくある長い指示棒のようなもので机をバンバン叩きながら、息子にこう怒鳴りました。
「人様のお金を失くしてしまったと思って、人がどんな気持ちになったか、分かるか?あんたぁ‼ あんたのせいで私は学校辞めやなあかんとこやったんやで。仕事なくなるとこやったんや。」
❌ 置き去りにされた「責任」と「子どもの心」
もちろん、一言声を掛けずに封筒を持ち出した息子にも非はあったかもしれません。しかし、大人の立場として、置きっぱなしの状態にしてその場を離れたのは、先生自身の責任です。
それを、小学生の、しかも特性を持つ子どもに対して、「あんたのせいで仕事を失うところだった」と、自分の不安と責任転嫁を込めた言葉をぶつける。これは、あまりにも衝撃的で、放つべき言葉ではないと、私は愕然としました。
これだけでも十分に衝撃的ですが、この後、学級の同級生と担任とのやり取りに、私はさらなる違和感と課題を感じることになるのです。
(次回へ続く)
またまた
長くなりますので続きは
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