怒鳴るママの前で、
子どもが「ヘラヘラ笑う」のはなぜ?
〜大爆発の前に知りたい真実〜
「早くしなさい!」「何で笑ってるの!」 o(≧口≦)o
私たち親がバタバタ、イライラ、ガミガミと怒っている時、
なぜか子どもがヘラヘラと笑い出す…。この光景に遭遇し、
怒りが大爆発した経験はありませんか?
ただでさえ忙しくて余裕がないのに、
ふざけているように見える子どもの笑顔を見ると、
余計に腹が立ちますよね。
子どもの「ヘラヘラ笑い」の裏側
実は、この子どもの行動は「ふざけ」や「反抗」ではありません。
その原因は、怒っている私たち親の姿にあるのです。
子どもは、ママやパパの怖い顔、重い空気を見て、
心の中でこんな風に感じています。
・「どうしてママは怒っているんだろう?」
「どうしていいか分からない…」という混乱と不安。
・「笑ったら、一緒に笑ってくれるかも」
「重い空気を何とか変えたい」という健気な願い。
この「ヘラヘラ笑い」は、子どもの精一杯の不安のサインであり、
状況を和ませようとする自己防衛の行動なのです。
大切なのは「その後のケア」で安心させること
もちろん、日々の忙しさに追われて、
つい怒ってしまうことは誰にでもあります。
それで構いません。完璧な親はいません。
本当に大切なのは、怒ってしまった「その後」のケアをきちんとすることです。
それだけで、子どもはたちまち安心を取り戻します。
協力してもらうための「心の会話術」
子どもが心から安心して、喜んで協力してくれるようになるには、
「ママの感情の理由」を伝えてあげることが鍵になります。
- 【理由を伝える】
- 「今日は、今からこれとこれをしないといけないから、すごく忙しいの。」
- 「ちょっと体調がしんどくて、イライラしているみたい。」
- 【お願いを伝える】
- 「だから、自分でお片付けをしてくれると、ママはすごく助かるよ。」
- 「だから、ちょっとだけ静かに宿題をしてくれるかな?」
理由を伝えてもらうことで、
子どもは「ママの機嫌が悪いのは、自分のせいじゃないんだ」と
安心して状況を理解し、「ママのために協力しよう!」と
前向きな気持ちになります。
深呼吸をしてくださいね。
完璧じゃなくて大丈夫。少しずつ、言葉のケアを意識するだけで、
ママも子どももキラキラ笑顔になれますよ!