希望の家

恩師〖招待状〗

 

 

 

こんにちは♡くにです(●’◡’●)

 

 

お友達に教えて頂き

とても感動したので

シェアさせて頂きます。

 

 

〖招待状〗

 

ある小学校で良いクラスを

つくろうと一生懸命な先生がいた。

 

その先生が五年生の

担任になった時、

一人服装が不潔でだらしなく、

遅刻をしたり、居眠りをしたり、

皆が手を挙げて発表する中行くも、

一度も手を挙げない少年がいた。

 

先生は、どうしてもその少年を

好きになれず、いつからか

その少年を毛嫌いするようになった。

 

中間記録に先生は少年の

悪いところばかりを

記入するようになっていた。

 

ある時、少年の一年生からの

記録を目が留まった。

 

そこには、こう書いてあった。

 

「朗らかで、友達が好きで、人にも親切、

勉強もよくでき、将来が楽しみ」とある。

 

間違いだ。他の子に違いない。

先生は、そう思った。

 

二年生になると

「母親が病気で世話をしなければならず、

時々遅刻する」と書かれていた。

 

三年生では

「母親の病気が悪くなり、疲れていて、

教室で居眠りをする。」

 

三年生の後半の記録には

「母親が死亡、希望を失い、

悲しんでいる。」とあり、

 

四年生になると

「父親は生きる意欲を失い、

アルコール依存症となり、

子供に暴力をふるう」

 

先生の胸に激しい痛みが走った。

 

だめと決めつけていた子が突然、

深い悲しみを生き抜いている

傷心の人間として自分の前に

立ち現れてきたのだ。

 

先生にとって目を開かされた

瞬間であった。

 

放課後、先生は少年に声を掛けた。

 

『先生は夕方まで、教室で仕事をするから、

あなたも勉強していかない?

わからないところは教えてあげるから』

 

少年は初めて笑顔を見せた。

 

それから毎日、少年は教室の自分の机で

予習復習を熱心に続けた。

 

授業で少年が初めて手を挙げた時、

先生に大きな喜びが沸き起こった。

 

少年は、自信を持ち始めていた。

 

六年生で先生は少年の担任では

なくなった。

 

卒業の時、先生に少年から一枚の

カードが届いた。

 

『先生は僕のお母さんのようです。

そして、今まで出会った中で

一番素晴らしい先生でした』

 

それから六年。またカードが届いた。

 

『明日は高校の卒業式です。

僕は五年生で先生に担任をしてもらって

とても幸せでした。

おかげで奨学金ももらって医学部に

進学することができます。』

 

十年を経て、またカードがきた。

 

そこには先生と出逢えた事への感謝と

父親にられた体験があるから

感謝と痛みが分かる医者になれる

と記されこう締めくくられていた。

 

『僕はよく五年生の時の先生を思い

出します。あのままだめになってしまう

僕を救って下さった先生を、

神様のように感じます。

大人になり、医者になった僕にとって

最高の先生は、五年生の時に

担任して下さった先生です。』

 

そして、一年

 

届いたカードは、結婚式の招待状だった。

 

『母親の席に座って下さい。』

 

と一行、書き添えられていた。

 

先生は嬉しくて涙が止まらなかった。

 

 

 

 

最後までお読みいただき感謝します。

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2021-04-04